化粧品に含まれるコラーゲンペプチド

化粧品にコラーゲンという文字が入っていると、何に効くのかはよくわからなくても、つい興味をもってしまいますよね。ところで、化粧品に含まれる成分として『コラーゲンペプチド』と『水溶性コラーゲン』という2つのコラーゲンタイプがあるということをご存知でしょうか。

『加水分解コラーゲン』とも呼ばれる『コラーゲンペプチド』は、食品などに含まれる口から摂取するコラーゲンよりも小さく化粧品などにも含まれていて、外部から肌へ浸透しスキンケアしていく目的で使用するモノです。『コラーゲンペプチド』は、短い構造になっており、アミノ酸が複数つながった形状で生理活性機能があるといわれ、一般的なコラーゲン化粧品やソーセージの皮などに利用されています。

一方、『水溶性コラーゲン』は、ペプチドに分解する前の状態のモノで、肌の表面を潤しながらバリア機能を発揮して、より高いスキンケアが期待できるモノです。『水溶性コラーゲン』は、三重らせん構造を持っており、保湿や膜をつくる働きに長けていて、いわゆる生コラーゲン化粧品や健康食品などに利用されているものです。

どちらもその原料は同じですが、用法、つまり使い方に少し違いがあるというのが結論です。

化粧品に配合されているコラーゲンペプチドの代表的なものには『ヘキサペプチド-9』『トリペプチド-3』『オリゴペプチド-6』『ヘキサペプチド-3』『ヒトオリゴペプチド-1(EGF)』などがあります。これらは、それぞれちょっとした特徴の違いはありますが、いずれもコラーゲン再生、ターンオーバーの改善、疲労回復、ダイエット効果などが期待できる物質といわれ、優れた保湿成分として知られています。

特に最近話題なのが化粧品にも積極的に利用されるヒトオリゴペプチドで、通称『EGF』、医療分野では皮膚の再生やキズ回復の効果が認められ、なんとノーベル賞を受賞した成分だそうです。化粧品の中でのコラーゲンペプチドの役割としてはお肌の若返りにも期待できるのでは…ということで注目されてます。

つまり、エイジングケア、年齢肌のお悩みを徹底ケアしてくれる成分として高く評価されているのが、化粧品に配合されているコラーゲンペプチドというわけですね。

コラーゲンをそのまま化粧品に配合したとしても、分子が大きすぎるため、経皮吸収されませんので、より効果を上げるために、分子を小さくして浸透力に特化させるよう工夫したものが、化粧品にも多くつかわれている『コラーゲンペプチド』というわけです。